クレイン・トータス新聞
トータス新聞1面記事
今年を振り返って
2020-12-01
2020年は、世界的な新型コロナウイルスの大流行により、オリンピックが延期されたり緊急事態宣言が出されたりと、大変な1年になってしまいました。げんき館にも少なからずコロナの影響が出ています。例えば、去年まで行っていた食事会や敬老会、クリスマス会も例年通りには行えませんでした。また、利用中も感染を予防するため、大好きなカラオケができなかったりマスクの着用や手指消毒の徹底をお願いする等、ご不便・ご迷惑をお掛けしておりますが、皆様にはご理解・ご協力をいただき、この場を借りて御礼申し上げます。また、引き続き感染予防対策へのご協力をお願い致します。
ここからは、げんき館で行っている感染予防対策の一部をご紹介致します。左図にまとめましたのでご覧下さい。この他にも利用者様同士がお話に花を咲かせるあまりつい距離が近くなってしまうときや、お風呂上がりや食事後、うっかりマスクを外したままになってしまっているときには、職員が以前にも増してこまめにお声掛けさせていただいております。紹介した以外にも様々な感染予防策を講じていますが、これで十分かと聞かれると、まだまだ十分であるとは言えないかもしれません。そんなとき、何か他にも良いアイディアがないかと思いながらテレビを見ていると、運動会のニュースが流れてきました。ほとんどの学校がコロナの影響で中止している中、開催している学校があったのです。
その学校では、感染予防対策はもちろんのこと、その他に生徒が自分達で考えた予防策を取り入れた競技を行っていました。中にはあまり予防の意味が無いんじゃないかと思うものもありましたが、しっかり考えられたものもあり、げんき館のレクの時間の参考になりました。その後のインタビューの中で、校長先生が「生徒達が自分で考えることに意味がある。コロナ対応は我々大人達も模索中で、もしかしたら生徒達の考えたやり方が正解で、それが今後の世界基準になるかもしれない」と仰っていました。私はこれを見ていた時に、「なるほど!こういった考え方もあるんだ」と感じました。そしてげんき館でも何かできることがあるのではないかと思い、職員で話し合いました。例えば、運動会は毎年トータスと合同で行っていたのですが、今年は別々に、規模を縮小して3密にならないように行いました。ハロウィンでは、利用者様に何かやってもらうのではなく、職員が仮装をしてパレードのような形で、見て楽しんでもらうスタイルになりました。
げんき館では、少しでも利用者様に楽しんでいただけるように、利用者様と職員が協力してこのコロナ時代を乗り越えて行きたいと思います。
そして、私事ではありますが、今年の大きな出来事に、4月からげんき館ケア主任に就任したことがあります。初めはコロナ禍の中でやっていけるのかと不安でしたが、利用者様から「主任になったんだって?おめでとう。これから大変だけど頑張りな」等と声を掛けていただき、不安が少し解消されました。
今までは自分に任された仕事をこなしていただけですが、これからは周りの人達を動かしながら業務にあたらないといけません。主任になって半年以上が経ちますが、上手くいった実感は全くありません。これまでは館長・副館長の助けもあって何とかなっていたのだなと、自分の力不足を痛感しています。人の上に立つということがいかに難しいことか身に染みてわかりました。ですが、泣き言ばかり言っていられません。これからは個人のスキルアップはもちろんのこと、組織としても成長して、以前館長が言っていた利用者様に最高のサービスを提供できるように職員一同頑張っていきます。
最後になりましたが、げんき館は12月1日をもちまして12年目を迎えることができました。これも皆様のご支援・ご協力あってのことだと思います。コロナ禍にある中で、皆様にご迷惑やご心配をお掛けすることもあると思いますが、利用者様に満足していただけるように頑張ってまいりますので、これからもげんき館をよろしくお願い致します。
ここからは、げんき館で行っている感染予防対策の一部をご紹介致します。左図にまとめましたのでご覧下さい。この他にも利用者様同士がお話に花を咲かせるあまりつい距離が近くなってしまうときや、お風呂上がりや食事後、うっかりマスクを外したままになってしまっているときには、職員が以前にも増してこまめにお声掛けさせていただいております。紹介した以外にも様々な感染予防策を講じていますが、これで十分かと聞かれると、まだまだ十分であるとは言えないかもしれません。そんなとき、何か他にも良いアイディアがないかと思いながらテレビを見ていると、運動会のニュースが流れてきました。ほとんどの学校がコロナの影響で中止している中、開催している学校があったのです。
その学校では、感染予防対策はもちろんのこと、その他に生徒が自分達で考えた予防策を取り入れた競技を行っていました。中にはあまり予防の意味が無いんじゃないかと思うものもありましたが、しっかり考えられたものもあり、げんき館のレクの時間の参考になりました。その後のインタビューの中で、校長先生が「生徒達が自分で考えることに意味がある。コロナ対応は我々大人達も模索中で、もしかしたら生徒達の考えたやり方が正解で、それが今後の世界基準になるかもしれない」と仰っていました。私はこれを見ていた時に、「なるほど!こういった考え方もあるんだ」と感じました。そしてげんき館でも何かできることがあるのではないかと思い、職員で話し合いました。例えば、運動会は毎年トータスと合同で行っていたのですが、今年は別々に、規模を縮小して3密にならないように行いました。ハロウィンでは、利用者様に何かやってもらうのではなく、職員が仮装をしてパレードのような形で、見て楽しんでもらうスタイルになりました。
げんき館では、少しでも利用者様に楽しんでいただけるように、利用者様と職員が協力してこのコロナ時代を乗り越えて行きたいと思います。
そして、私事ではありますが、今年の大きな出来事に、4月からげんき館ケア主任に就任したことがあります。初めはコロナ禍の中でやっていけるのかと不安でしたが、利用者様から「主任になったんだって?おめでとう。これから大変だけど頑張りな」等と声を掛けていただき、不安が少し解消されました。
今までは自分に任された仕事をこなしていただけですが、これからは周りの人達を動かしながら業務にあたらないといけません。主任になって半年以上が経ちますが、上手くいった実感は全くありません。これまでは館長・副館長の助けもあって何とかなっていたのだなと、自分の力不足を痛感しています。人の上に立つということがいかに難しいことか身に染みてわかりました。ですが、泣き言ばかり言っていられません。これからは個人のスキルアップはもちろんのこと、組織としても成長して、以前館長が言っていた利用者様に最高のサービスを提供できるように職員一同頑張っていきます。
最後になりましたが、げんき館は12月1日をもちまして12年目を迎えることができました。これも皆様のご支援・ご協力あってのことだと思います。コロナ禍にある中で、皆様にご迷惑やご心配をお掛けすることもあると思いますが、利用者様に満足していただけるように頑張ってまいりますので、これからもげんき館をよろしくお願い致します。
鶴舞温泉げんき館
ケア主任 薩摩 健司