本文へ移動

クレイン・トータス新聞

トータス新聞1面記事

家族 5年間の歩み

2021-04-01
新聞
 私は、平成28年11月13日に縁あって結婚し、5年目に入りました。この5年の間に、今まで経験したことのない出来事が色々ありました。
 まず、結婚して間もなく祖母、祖父が相次いで亡くなり、初めての家族の死に直面しました。 今まで親戚、近隣の死には、関わったことがありましたが、同居家族の死に直面し、物心ついてからの祖父母との思い出が、沢山溢れてきました。同居していた為、空気のように接し、傍にいて当たり前だと思っていましたが、突然自分の前から姿を消してしまう…。そんな現実をすぐには受け入れることが、なかなかできませんでした。亡くなる前にもっと一緒にいて、車で遊びに出かけたり、話を聞いてあげたりすれば良かったと後悔するばかりでした。また、祖父母の死により、死について考える機会ともなりました。
 結婚後の二人の生活では、自身、生まれてから結婚するまで独り暮らしの経験がなかったので、初めて親元を離れての生活は、一緒に住める事の嬉しさと不安でいっぱいでした。
 いざ、生活を初めて見るとお互いに、緊張していた事もありましたが、意外とスムーズに入れました。少しずつ生活に慣れてくると、結婚前は知らなかったことが見えてきたり、生活習慣・価値観の違いなどが分かってきました。が、逆に知らない一面を見ることができたりと楽しい毎日を送っております。
 共働きの為、家事等は、協力し合って行っております。今まで台所に立ったことなどありませんでしたが、自分で料理を作ってみる感覚も新鮮に感じました。妻から「おいしい」と言われた時は、とても嬉しかったです。家事を手伝う事により妻を思いやることができました。
お互いに相手を尊重し、助け合い、話し合って、二人で力を合わせて困難に立ち向かって今後も生きて行きたいと思います。
平成30年7月17日に第一子となる長男が誕生しました。生まれるまでは、自分が親になるなんて思っていなかったので、妻が出産して子供と初めて会ったとき、父親になったと実感し、不安と喜びが交錯していたことを今でも鮮明に覚えています。
 子供が誕生し子育てをしてみると難しいことが多々ありました。保健師の指導でお風呂の入れ方、ミルクの飲ませ方などを教えてもらいましたが、なかなか難しく、張り切りすぎてうまくいかなかったことを覚えています。今、子供は2歳を過ぎ、「パパ」と呼ばれると、とても嬉しく思います。ですが、子供はかわいいと思う反面、親の責任を痛切に感じているのが現在の心境です。これからも仕事の都合上、子供と一緒にいる時間が少ないと思うので、時間の許す限り子育てに関わっていけるようにしたいと思います。
 今現在は、新型コロナウイルスの感染防止の為、外出することが難しくなっておりますが、家の中でも楽しいことが出来るように工夫していきたいと思っています。結婚し、祖父母が亡くなり、子供が生まれ、家族構成が大きく変わりました。これからは肩に力を入れずに、妻と共に子育てに奮闘していきたいと思います。
 一方、職場では私自身、コミュ二ケーションをとることがあまり得意ではありませんが、ひとり一人のご利用者が安心して過ごして頂ける環境を作り、楽しく過ごせるためには何が必要かと日々考えながら接して行きたいと思います
新型コロナウイルスが収まったら、子育て、仕事、共に、色々計画をし、周りのみんなが笑顔になるような行動をとっていきたいと思います。

トータス2F副介護長
白井 克彦


医療法人社団得心会
〒290-0511
千葉県市原市石川1078
TEL.0436-88-4500
FAX.0436-88-4002
・介護老人保健施設クレイン
・クレイン通所リハビリテーション
・クレイン訪問リハビリテーション
・鶴舞訪問看護ステーション
 
社会福祉法人鶴心会
〒290-0512
千葉県市原市鶴舞559-1
TEL.0436-50-6161
FAX.0436-88-4010
・特別養護老人ホームトータス
・トータスデイサービスセンター
・デイサービスセンター鶴舞温泉げんき館
・トータス訪問介護ステーション
・市原市地域包括支援センター・トータス
・トータス居宅介護支援事業所
 
TOPへ戻る