社会福祉法人 鶴心会のホームページ

　私は、高校も専門学校も介護とは全く関係のない勉強をしており、専門学校卒業後、就職活動を続けていましたが、なかなか就職先が見つからず、数か月、アルバイト生活をしておりました。そのアルバイトは人材派遣に登録し、そこで初めて介護という職に出合いました。
　派遣先であった職場にて色々な人から、介護の魅力や、細かな仕事をひとつひとつ丁寧に教えて頂き、少しずつ介護職に興味が沸くようになりました。働きながら介護の仕方やコツ、ご利用者との関わり方など仕事以外にも役に立つことを学んでいき、介護職を続けていこうと思えるようになってきました。その後、資格を取ったり、派遣から正社員になったりと何年か勤めましたが次第に不満が募り、仕事を続けていく事が辛くなってしまい、また体力的にも限界になった時期がありました。その際、身内に相談をしたことがあり、「一度職種を変えてみたらどうだ？」と提案されましたが、介護職以外に就こうとはその時はあまり考えておらず、今はまだ介護を嫌いにはなっていないし、そのまま介護職を続けていきたいと返事をした記憶があります。単純に介護職以外の職にあまり理解がなかったのもありましたし、まだ興味があることが残っていたり、その職場を辞めたとしても介護職は続けたいなと思っておりました。結局、その職場は辞めてしまいましたが、次の仕事先も介護職を続けることにしました。
　今現在、トータスで働いておりますが、自分が介護を始めたきっかけは単純に興味が沸き、人との関り方など、仕事以外に役に立つ人間関係の作り方を覚えたいなと思うことだったのではないかなと思っております。
　今も介護職とこの興味は続いていますが、また新しい興味やきっかけがあったら別の職種も考えておりますけど、まだ別の興味が沸くことがない為、これからも介護職を続けていくのではないかと思っております。

介護職員　武田　佳己