社会福祉法人 鶴心会のホームページ

　５月14日（火）に、毎年恒例の春のお茶会を開催しました。コロナ禍の時は規模を縮小しての開催でしたが、今年度は家族会の参加はありませんでしたが、コロナ前の近い規模で特養・デイサービス・げんき館の合同でトータスグラウンドにて開催しました。
　１週間前から14日の天気ばかり気にして予報では雨でしたが日にちが近づくにつれて天気予報が変わってきました。前日の準備では関東で今年一番の大雨と強風になり停電が起こる地域があるほどでした。フロアで準備の事を職員間で話をしていたら、「明日何かあるの？」と尋ねてくる利用者がいましたが、気持ちが高揚して寝れなくなってしまうので、「うぅ～ん」と、ごまかしていました（笑）当日の朝に「今日、下のグラウンドでお茶会がありますが参加しますか？」とお誘いすると満面な笑顔で「はーい！」と右手を挙げて「楽しみ‼」と答えてくれました。
　準備をしていると時折、雲の隙間から太陽が出ていました。お！これはいいぞ！と思いましたが、次第に曇り空になり風が強くなってきました。案の定、グラウンドにご利用者を誘導すると開口一番「寒い」と話され、手作りの抹茶カステラを召し上がり早々とフロアに戻ってしまう方もいましたが、皆さん概ねグラウンドでのお茶会を楽しまれていました。「久しぶりの外は気持ちが良いね。でもやっぱり、お天道様が出ているともっと良かった」と話されていました。美味しいカステラとお茶を召し上がった後、グラウンドに咲いている白いマーガレットの花の前で写真を撮ったり、周辺を散歩しながら戻られました。片付けを終えフロアに戻ると「今日は外に出られて良い気分転換になったよ。ありがとうね。」「今日は疲れただろうから早く帰ってゆっくりして下さい」などと温かい言葉をいただき、準備とかで大変でしたけど、やった甲斐があったと思えた瞬間でした。大きな事故やケガなく無事に終える事が出来ました。役員の皆さん、当日ご協力して下さった皆さん、ありがとうございました。

行事責任者　阿部　貴夫